「光る君へ」くどいっ!一喝されるロバート秋山 「日記に書け」の小右記は全60巻超の大長編日記

 18日に放送されたNHK大河ドラマ「光る君へ」では、藤原実資(ロバート秋山)が、帝に重用される藤原義懐(高橋光臣)の愚痴を妻・桐子(中島亜梨沙)に言い続け「くどいっ!」と一喝されるシーンがあり、ネットも爆笑が上がった。

 この日の「光る君へ」では、愛しすぎていた女御・藤原忯子(井上咲楽)が亡くなり、花山天皇(本郷奏多)は政へまったく意欲を見せなくなった。腹心の義懐にすべてを任せてしまい、義懐が大きな力を持つように。

 これが面白くないのが実資。自宅庭で下手くそな蹴鞠をしながら「帝はいよいよおかしくおわす」「義懐ごときを重用されるとは。あいつは去年、蔵人頭になったばかりだぞ!」などと、妻の桐子に愚痴りまくる。

 これに桐子は「毎日毎日、くどいわよ、あなた」と一喝。実資は「お前は無念ではないのか?」と聞くも、桐子は「無念だけど…くどいっ!」と言い放つ。それでも実資の愚痴は止まらず、右大臣についても「おかしい」などと言い出したため、桐子は「あなた。それを私に言わないで。日記に書きなさいよ。もう聞き飽きたから」と言うも、実資は「日記には書かぬ!書くにも値しない!」などと吐き捨てる…。

 桐子が言った日記は、実資が書いた「小右記」のことと思われ、全60巻を超える大作。道長の「この世おば わが世とぞ思ふ 望月の かけたることの なしと思へば」という有名な歌が収録されており、歴史的にも貴重な資料だが、実資の愚痴なども記されている。

 桐子を演じた中島はXで「くどい……笑リハーサルから笑いの絶えないシーンでして 結局あなた日記に書いてるし 後世にあなたの愚痴も知られてますよ」と、義懐への愚痴も結局「小右記」に書いているようだ。

 ネットは、ただでさえ顔もくどい?秋山・実資と桐子のやりとりに爆笑。「ボヤッキー実資可愛いな…奥様の桐子さんにもくどいとばっさり言われちゃって」「愚痴を聞き飽きたとばっさりしつつ日記にでも書いたら?って言っちゃう所、実資の妻らしいスッパリ感があって」「誰にも愚痴聞いて貰えないからあの大長編日記小右記が爆誕したの、実資を思えばおもろ切なすぎるw」などの声が上がっていた。

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