「ブギウギ」賛否上がる子連れ出勤 ネットは「アグネス論争」思い出す 誰も叱れない愛子の今後を心配の声も

 19日に放送されたNHK連続テレビ小説「ブギウギ」では、スズ子(趣里)が映画の撮影現場に娘の愛子を連れて行ったことから、愛子が現場でケガをする事故が起こる。ネットでは、この出来事に80年代後半に起こった「アグネス論争」を思い起こす声が上がった。

 この日の「ブギウギ」では、スズ子が映画に出演することになり、撮影現場に愛子を連れて行くことに。羽鳥の妻・麻里(市川実和子)は愛子を預かると申し出るも、スズ子は「この子は泣いたら手がつけられないから」と舞台の時と同様、愛子を仕事場に連れて行くことにこだわる。

 撮影初日に愛子はいきなりマネジャーの山下(近藤芳正)の目をかいくぐって部屋を飛び出してしまい、一瞬行方不明に。すぐに現場スタッフの男性が愛子を部屋に連れてきてくれ、事なきを得たが、山下は、自分も現場で仕事があるため、つきっきりで愛子を見られないとスズ子に訴える。

 結果、撮影所の男性スタッフが愛子の面倒を見ることになったが、スズ子の撮影中に愛子が転んで頭を打ち、病院に運ばれてしまう。平謝りの男性スタッフにスズ子は自分も無理を言ったと謝罪。制作現場では撮影スケジュールを変更し、スズ子が愛子と一緒にいられる時間を作ってくれたが…。

 忙しくて愛子にかまってやれない後ろめたさもあり、スズ子は愛子を思い切り叱れない。そして起こった今回の騒動に、ネットでは80年代後半に起こった「アグネス論争」を思い出す声も。これはタレントのアグネス・チャンが仕事現場に生まれたばかりの子供を連れてきたことが報じられ、林真理子氏、中野翠氏らがそのことを批判。子連れ出勤は是か非かで、数年にわたる大論争となった。

 今回のスズ子も、スターとなっており金銭的には不自由はしていないこと、麻里ら協力者もいることなどから、愛子を職場に連れて行くことにこだわっていることにさまざまな声が。「今朝のブギウギ見たら、大昔の『アグネス論争』を思い出してしまった」「全然リアタイ世代じゃないのに『子どもを連れて職場へ』というシチュだけで『アグネス論争』というワードが出てきてしまう」などの声や「愛子ちゃん、すずこが猫可愛がりだし、周りはスターの子だから叱らないし、大人をおちょくる子供になるよね」と、愛子の今後を心配する声も上がっていた。

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