俳優の岡本圭人（３０）が１９日、舞台「Ｌａ　Ｍéｒｅ　母」（４月５～２９日、東京芸術劇場　シアターイースト）と舞台「Ｌｅ　Ｆｉｌｓ　息子」（４月９～３０日、東京芸術劇場　シアターウエスト）の製作発表会見に、共演する父・岡本健一（５４）、若村麻由美（５７）らと登場した。

　フランス演劇界でも注目を集める劇作家・フロリアン・ゼレール氏が手がける「家族三部作」のうちの２作で、家族の在り方や親と子の苦悩、孤独を描く物語。「－息子」は２１年以来２度目で「－母」は日本初上演となる。岡本は２作同時上演に「大変なことがたくさんあると思いますが、新しい演劇体験になると思います」と語った。

　父・健一とも、初演以来となる父子役での共演。互いに多忙の日々を過ごしているが、健一が「公演中の舞台後に話して以来、２～３週間ぶりに会ったらプレゼントをくれました。タンブラー。ちょっとうれしかったです」と話すと、岡本は「ちょっとなんだ」と苦笑い。健一は「プレゼントくれるんだと思って」とうれしそうに話した。