「アド街」で珍ランクインが実現 荻窪在住ベテラン俳優が11位 個人は「だいたい歴史上の人物」なのに
17日に放送されたテレビ東京系「出没!アド街ック天国」で、芸能人がランクインする珍現象が起こった。
この日はラーメンの激戦区としても知られる「荻窪」を特集。番組では毎回、特集する地域に縁のある芸能人がゲストとして登場するが、この日は荻窪在住歴42年の角野卓造、隣駅の阿佐ヶ谷出身ながら、荻窪に「1回も行ったことがない」という田辺誠一、1年半前に荻窪に住んでいた井上咲楽の3人がゲストだった。
特に角野は、ランキングで紹介されたレストランなどの飲食店はほとんど行っており、VTRで紹介されるたびに「ここはちょっと広くなったの」などプチ情報を盛り込んでいく。MCの井ノ原快彦も「大体のお店、全て解説してくださって」とびっくりするほどで、ランクインしていない新しいラーメン店についても「500円。これがきちんとしたラーメンで。えらいと思った。幸楽だって650円、味もこっちの方が絶対においしい」と笑わせた。
番組では、取材先の多くの飲食店で「角野さんがよくいらっしゃいます」「ご常連」「荻窪の顔みたいな感じ」「角野さんなら荻窪のことを語り尽くしてくれる」「荻窪愛がすごい」などと言われたことから、なんと「角野卓造」が11位にランクイン。これには薬丸裕英も「ええ!ランクイン?」などとビックリ。スタジオも笑いが起こった。
常連の日本料理店では「角野さんは荻窪の食のレジェンド」とまで言い切るほど。そこに初来店した角野は「もうちょっと出汁をきかせたほうがいいよ」とズバリ指摘。そこから精進し、角野も絶賛する名店となったというエピソードも紹介された。
「アド街」のランキングは、店舗や施設、名所、名物などがほとんどであるため、角野は「個人がランクインしていいんですか?」と苦笑い。薬丸は「なかなかないですよね。ランクインした人がゲストって」と驚くと井ノ原も「(個人のランクインは)だいたい歴史上の人物」とびっくりしていた。