スタンフォード日本人女子学生「あまりに酷すぎ。遅れ取りすぎてる」佐々木麟太郎否定コメに激怒「スポーツで入ってズル」なし
高校通算140本塁打を記録して米名門スタンフォード大への進学が決まった岩手・花巻東の佐々木麟太郎選手について、“先輩”がXでエールを送った。
松本杏奈さんは、2021年に徳島文理高からスタンフォード工学部に合格を果たした。学費・寮費など全額補助の給付型奨学金を勝ち取っている。その体験をつづった著書「田舎からスタンフォード大学に合格した私が身につけた 夢をつかむ力」も話題となり、現在は「ソーシャルメディアインフルエンサー」として、メディアでも活躍している。
Xで21日までに断続的につづっており、「佐々木麟太郎選手のスタンフォード合格は、私も個人的に本当に嬉しい。非首都圏出身の、非帰国子女の、日本人スタンフォード生。ようやく、1人の仲間が出来た。」と喜んだ。
米国の大学は進級が厳しいことなどから、佐々木選手に対しては、「勉強についていけるか」を否定的につづる声も上がっている。しかし、松本さんは「スポーツ選手が世界最高峰の教育を受けて何が悪い?文武両道の何が悪い?スタンフォードでは皆やってるよ。佐々木選手についてのコメントあまりに酷すぎます。遅れを取りすぎている。きっと彼はスタンフォードで幸せになる。日本の蟠り全てから解放されて自分の目標に打ち込める最高の環境」と怒りを交えて、雑音を封印。
「スタンフォードでは『勉強でなくスポーツで入ってきたからズルい』というのは一切無いです。皆それぞれの分野で強みを活かし、お互いに刺激を受け合っています。こうして別軸に優れた子が集まる事で、我々は在学中に色んな価値観を身につけるし、分野を横断し協力して新しいものを作っていくんです。」と記した。
さらに「スタンフォードの学部入試また話題になってるけど、受かってる時点で『この生徒はここで生き抜けるだろう』って大学から判断されてるのよ 私に来た合格通知にもa place where you can learn, grow, and ”thrive”って書かれてる 実際に私も今成績悪いどころか、結構良いポジションにいるよ」とも。「私の場合はスタンフォード入学時、読み書きは全米統一学力試験で上位1~2%の成績でも、スピーキング能力に関しては酷くて、入試面接すら無理じゃないかという状態でした。でも拙い英語でもポテンシャルを信じて合格させて頂き、いざ入学したらみるみるうちに成績も上がった つまりそういう事」と佐々木選手の英語力に対する疑問の声にも答えた。