日本テレビ 「協議の結果」小学館漫画原作ドラマの放送見送り 新たなドラマ制作へ
日本テレビが4月スタートを予定していた小学館の漫画を原作としたドラマの制作を見送ることが21日、分かった。同局は「小学館と協議の結果」としている。
同ドラマは土曜午後10時スタート予定で、同9時スタートの「花咲舞が黙ってない」と併せて、ドラマ枠が連続する土曜ゴールデン帯の目玉のひとつになる予定だった。同局によると、制作見送りに伴い、新たなドラマを制作するという。
同局と小学館を巡っては、昨年10~12月に放送されたドラマの原作で、「姉系プチコミック」で連載されていた「セクシー田中さん」の作者で漫画家の芦原妃名子さんが1月に急死。芦原さんとドラマの担当脚本家、日本テレビの間で見解の相違があったとみられ、波紋が広がっている。
同局は今月15日に社内特別調査チームの設置を発表し「早急に調査を進め、真摯に検証し、全ての原作者、脚本家、番組制作者等の皆様が、より一層安心して制作に臨める体制の構築に努める」としていた。