NCT WISH 東京ドームでド派手デビュー “K-POPの祭典”オープニング堂々飾った

 日韓同時デビューを果たしたNCT WISH。(左から)サクヤ、リク、シオン、ユウシ、リョウ、ジェヒ
 パフォーマンスをするNCT WISH。中央はシオン
 満員のファンで埋まった東京ドーム
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 韓国の大手芸能プロダクション・SMエンタテインメントが主催するライブ「SMTOWN LIVE 2024 SMCU PALACE@TOKYO」が21日、東京ドームで開幕した。1日目は、東方神起、SUPER JUNIOR、NCT 127、aespaら13組55人が出演。総勢26人で構成されるボーイズグループ・NCTの派生ユニット・NCT WISHが同日にデビューを果たし、4時間に及ぶ祭典のオープニングを堂々飾った。

 NCTからフレッシュな新グループが産声を上げた。「トゥ・ザ・ワールド!ヨギンNCT!(世界へ、ここはNCT)」。NCT WISHの6人が名乗りを上げると、観客4万7500人の黄色い声援が会場を包んだ。

 -WISHは、日本人4人と韓国人2人で構成される平均年齢18・3歳の6人組。NCTの“最後のユニット”として、リアリティー番組から誕生。1月に「NCT NEW TEAM(仮)」から現在のグループ名に名称を変え、2月21日にデビュー日を迎えた。

 開演前には、人生初の囲み取材に対応した。最年少のリョウ(16)は「東京ドームでデビューしてうれしい。東京ドームという夢に見たステージで、先輩たちと一緒に舞台に立つことが楽しみ」とドキドキ。最年長でリーダーのシオン(21)は「一番大きなご褒美は今日です」と、東京ドームでの船出を喜んだ。

 同じ事務所所属の歌手・BoA(37)が、-WISHのプロデューサーを務める。K-POPの第一線で戦ってきた先輩から熱烈指導を受け、リョウは「フィードバックを下さって、僕たちもコンセプトに合わせながら練習できた」と感謝。また、NCTの先輩であるYUTA(28)からは「自信を持って、やりたいことをやったらいい」と背中を押されたという。

 先輩方の助言を胸に挑んだデビューステージでは、28日発売のデビュー曲「WISH」ほか、「NASA」「Hands Up」を一糸乱れぬパフォーマンスとともに披露。観客を熱狂にいざない、ユウシ(19)が「大きな願いは東京ドームで単独コンサートをすること」と目標を設定。6人は確かな手応えを糧に、数々のWISH(願い)をかなえていく。

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