「ブギウギ」スズ子を涙させた家政婦・大野の包容力にネットも感激「めがね会計ババアは伝説の家政婦」「今朝は泣けた」【ネタバレ】

 木野花
 「ブギウギ」の公式インスタグラム@asadora_bk_nhkより
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 23日に放送されたNHK連続テレビ小説「ブギウギ」では、家政婦としてやってきた大野さんがスズ子にかける言葉にネットももらい泣きした。

 スズ子(趣里)の家政婦として、茨田りつ子(菊地凛子)の紹介でやってきた大野晶子(木野花)が働くことになる。この日はタナケン(生瀬勝久)と共演した映画の試写会で、スズ子はいつも通り、愛娘の愛子(小野美音)を連れて仕事に出かけようとするが、大野は愛子を留守番させるよう促される。

 留守番はまだ早いと反対したスズ子だったが、マネジャーの山下(近藤芳正)の説得もあり、初めて愛子を家に残していくことに。泣き叫ぶ愛子に、スズ子は後ろ髪を引かれながらも仕事へと向かった。

 それでも心配なスズ子は試写会が終わると、レコード会社との打ち合わせは山下に任せて、走るように帰宅した。

 ところがイタズラ盛りだったはずの愛子は、大野と一緒に、おとなしく洗濯物を畳むお手伝いをしていた。スズ子が、以前愛子がびりびりに破いた障子がキレイに張り替えられているのに気づくと、大野が「障子張り替えだんです。愛ちゃんにも手伝ってもらってねえ」と明かした。お花の模様がついた障子がスズ子の目に留まると、愛子は「それ、愛ちゃんが張ったの」と笑顔。大野は「女の子だもの。お花の障子は破りませんよ、きっと」と話した。

 「何や…。何や、これ」と状況が飲み込めないでいるスズ子に、大野が「ずっと一人で頑張ってきたはんでね。これからはわだすがいます。頼ってけ」と手を取りながら、青森のお国言葉で優しく語りかけた。

 これまで「仕事と子育ての両立」で1人で気を張り続けていたスズ子はこの言葉に思わず涙を流し、「よろしいんですよね。頼って」「おおきに。ほんまにおおきに。今後ともよろしゅうお願いします」と、張り詰めていた気持ちがようやく緩み、涙ながらに大野に感謝した。

 スズ子の心を一瞬にして解きほぐした大野に「なんという安心感」「カッチョエエ」「もらい泣きしそうになったわ母と娘みたいだった」「今朝は泣けた。大野さん心強い!」「心温まる回でした」「茨田りつ子さん素敵な方を紹介していた」などと感激の声が上がっていた。

 さらには、「めがね会計ババアは伝説の家政婦さん、だった」と、木野が13年放送のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で演じたキャラクターを持ち出して称賛するコメントも寄せられていた。

 「ブギウギ」の公式インスタグラムでは23日、スズ子と大野の笑顔のツーショット写真が投稿された。「まわりの人の手を借りながらも、一人で責任を抱えてしまっていたスズちゃん。我慢していたものがあふれてしまいました。大野さん、どうかスズちゃんの支えになってください。今後ともよろしくお願いします」とつづられていた。

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