療養中のフジ・渡邊渚アナが入院中の日記公開「ベッドからほとんど動かない日々」に出会った「たくさんの神様」告白

 渡邊渚アナウンサー
 渡邊渚アナウンサーのインスタグラム@watanabenagisa_より
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 昨年7月から体調不良で休養しているフジテレビ渡邊渚アナウンサーが22日、自身のSNSを更新。昨年夏の入院中につづったという日記を公開した。

 渡邊アナは白の花束の写真を投稿し、「〈2023年8月のある日の日記〉」とつづった。続けて「入院してから、当たり前だが喋ることが減った。看護師さんと主治医の先生、他に併診の先生など、限られた人としか話をしなくなった。トイレ以外はベッドからほとんど動かない日々。よく使うようになった言葉は「すみません」「ありがとうございます」の2つ。話すだけでも、かなりエネルギーを使う。診察が終わると、気が抜けたように眠り、検査が終わるともう起き上がりたくない。ご飯も食べたくない。今でも正直ご飯が必要とは思えない。お粥を二口食べただけでお腹がいっぱいで苦しくて、また横になる」と当時の病床での様子を明かした。

 それでも、床を出て、病院内を歩けるようになり、病院関係者以外ともコミュニケーションを取るようになったことを明かした。「例えばエレベーター。足の悪い私は時間がかかってしまうのだが、『ゆっくりで大丈夫ですよ』と声をかけてもらった。こんな優しい人がいるんだと、その人が一瞬神様のように見えた」と人の優しさに触れた喜びを語った。

 「その後も神様は増え続けた」とし、病院内のカフェでの店員とのエピソードを披露。「同世代の店員さんに『この成分が入ってなくて...』と細かい制約を説明すると、嫌な顔を一切せず『ならこれがおすすめですよ!最近密かに人気なんです』と教えてくれる」と振り返った。「その日たまたま私がシルクドゥソレイユのTシャツを着ていたから、店員さんも『私も観に行きました!感動ですよね!』と何だか会話が弾んで、『明日の朝も待ってますねー!』と手を振られてさよならをした。この1.2分の会話の時だけ、自分が普通の26歳と同じと感じられる。同世代のカフェ女神」と感謝した。

 ほかにもコンビニで働く「懐が深い笑顔のおばちゃん女神」や「ジェントルマンな神」との出会いを紹介し、「そんなこんなで、まだまだいろんな神様がいた」とつづった。

 「はじめは何に関しても『大丈夫です』しか言えずにいた私が、入院して20日以上経ってようやく人の優しさと、みんなが歩み寄ってくれていたこと、心を開示していいのだということに気がついた。歩み寄ってくれる人がいる。助けてくれようとしている人がいる。たくさんの神様がいる」と人々の温かさを実感。「喋るだけで心の扉が少し開く。仮面をかぶった自分じゃなく、素の自分で向き合える人たちが増えるといいな」と、前向きになれたことをつづった。

 渡邊アナは、慶大卒業後にフジ入社。「めざましテレビ」「ぽかぽか」などに出演していたが、昨年6月に体調を崩し、入院した。10月には「うまく歩けなくなった。うまく指が動かなくなった」などと病状を明かしていた。

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