茂木健一郎氏、日本のバラエティー番組を「地獄」と表現 「日本、滅びるよね」と懸念も
脳科学者の茂木健一郎氏が24日、自身のX(旧ツイッター)を更新。日本のバラエティー番組に対し「地獄だと思った」などとつづった。
茂木氏はXで「飛行機の中で、近くの方(複数)が、日本のバラエティの動画を見ていて、これは地獄だと思った」と投稿。その理由を画面が汚い、テロップがしつこい、タレントがどうでもいいことを取材して、語っている」とした。
その上で「これじゃあ、日本、滅びるよね」と懸念の思いも。「ぼくはLex Fridman podcastを聴いていた」と、自身はアメリカのコンピューター科学者レックス・フリードマン氏のポッドキャストを聞いていたことを明かし、「もはやレジスタンス?」と締めくくった。
さらに「地獄では、永遠に日本のバラエティ番組が流れていて、休憩時間にモーツァルトがかかるらしい。現代によみがえったダンテに聞いた話です」とジョークを交えた投稿も。「お笑い芸人やファンが面白い、面白くないとか言ってる基準って、俳句や短歌の結社でいい、悪いと言っている雰囲気に似ている。中の人にとっては微小な差が大切だというテイで、外の人にとってはどうでもいい内輪の論理を磨きあっている」とも記し、日本のお笑い界へ警鐘を鳴らし続けた。