女優の芳根京子（２６）が２４日、都内でゲスト声優を務める「映画ドラえもん　のび太の地球交響楽」（３月１日公開）のコンサート付き特別試写会に登場。５２人の子供たちで構成された「ドラドラ♪シンフォニー楽団」に参加して、芸能生活では初となるフルートの生演奏を披露した。

　幼少期から音楽に親しみ、学生時代は吹奏楽部だった芳根。テレビアニメ版の主題歌だった「夢をかなえてドラえもん」に加え、葉加瀬太郎（５６）が楽団のために書き下ろした楽曲「キミのぽけっと」で、楽団メンバーとともに楽しそうにフルートを奏でた。葉加瀬自らが指揮者を務めた「キミの－」の演奏後には「演奏していてワクワクが止まらなかった。最高です！」と満面の笑みでアンサンブルを振り返った。

　本作は「映画ドラえもん」シリーズの４３作目で、ドラえもんたちが世界から音楽を消してしまう不気味な生命体に立ち向かい、交響楽で地球を救う大冒険。芳根は物語のカギを握る歌姫・ミーナ、そして双子の妹・ミッカの２役を演じる。

　芳根は「青春の全てが音楽だった。あらためて音楽って楽しい。その感情が詰まっている。ぜひ音楽の楽しさを味わってほしい」と映画の魅力を力説した。

　イベントには、芳根と同じくゲスト声優をつとめたお笑いコンビ・かが屋、アニメ「ドラえもん」の劇伴や楽曲を担当する作曲家・沢田完氏（５５）も出席した。