橋下徹氏「西側諸国の覚悟はロシアに比べ足りない」ウクライナ情勢「日本の専門家で2年前に現状を予測した人は誰もいない」

 元大阪府知事の橋下徹氏が25日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」に出演。ロシアの侵攻から2年で、苦境が伝えられるウクライナ情勢について、私見を述べた。

 番組では、プーチン大統領は核兵器搭載可能な超音速戦略爆撃機に搭乗し、核戦力を誇示する映像が紹介。その後にコメントを求められた橋下氏は「ロシアの行為はとんでもない。ぼくら西側諸国はとにかく止めに行かなきゃいけないというのはその通りだが、2年前に日本の専門家で、2年後のこういう状況を予測していた人は誰もいない。もっと短期にロシアは崩壊していくんじゃないかと言っていた人がたくさんいる」と指摘した。

 続けて「西側諸国が、国際秩序を守る為にロシアを抑えこまなきゃいけないというかけ声は分かる。じゃ、実際にやっていることはといえば、ロシアと日本の利益になる貿易取引はそのままやっている。欧州も天然ガスの取引は継続している。アメリカですら、ウランの取引はやっている」と解説した。

 その上で「かけ声はいいけど、ロシアを抑えこむためにどこまでやるかという覚悟の違い、ロシアの覚悟と西側諸国の覚悟では、西側諸国の覚悟が足りないのかなと思う」と見解を示した。

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