「ブギウギ」大野さん悲しみの過去 メガネ会計ババア時代も同じ苦しみが ネット泣く【ネタバレ】
26日に放送されたNHK連続テレビ小説「ブギウギ」では、スズ子(趣里)の家の家政婦となった大野さん(木野花)の壮絶過去が明らかに。ネットでは、木野が出演した朝ドラ「あまちゃん」のメガネ会計ババア時代の過去も重ね、涙する人もいた。
この日の「ブギウギ」では、スズ子が大野さんを紹介してくれた茨田(菊地凛子)にお礼を言いに行く。茨田は、大野さんは実家の呉服屋の女中だったと明かし、わがまま放題だったお嬢様の自分を唯一しっかり叱ってくれた人だったと打ち明ける。
大野さんはその後、息子夫婦と暮らすために上京するも、息子は戦死。嫁と孫も空襲で死んでしまう。特に孫とは、空襲で一緒に逃げる際に、雑踏の中で握った手が離れてしまい、そのまま死んでしまったことから、大野さんは今でも自分を責めている様子。茨田は、上京後の大野さんに会い、誰だか分からないほど変わり果てていたことにショックを受け、「昔みたいに元気になってほしいのもあって、あなたに紹介したの。あなたなら彼女の気持ち、分かるんじゃないかと思って…」と大野さんを紹介した真意を明かす。
大野さんを演じる木野は、13年の朝ドラ「あまちゃん」で、海女クラブの会計を握る「メガネ会計ババア」として君臨。海女クラブ会長の夏ばっぱ(宮本信子)とともに、海女クラブを盛り上げる明るいキャラだが、実は組合長との間にいた息子を海で亡くすという、悲しい過去を背負っていた。
今回もまた家族とは縁が薄いキャラだったことに、ネットでは「そういえば、メガネ会計ババアは『あまちゃん』でも子どもを海で亡くしてたな」「泣かせるなあ…メガネ会計ババア」「メガネ会計ババア…じゃなくて大野さん。こちらの世界線でも、亡くされてたのか」「メガネ会計ババアこっちの世界でも大切な親類を…」などの声が上がっていた。