日本テレビは２６日、原作者の芦原妃名子さんが急死し、問題となったドラマ「セクシー田中さん」について、社内特別調査チームが２３日から調査を開始したと発表した。

　特別調査チームのメンバーについても発表され、外部有識者から、著作権の知的財産分野で実績のある早稲田祐美子弁護士、國松崇弁護士が参加。社内メンバーとして、取締役執行役員でコンプライアンス推進室長の山田克也氏、日テレの顧問弁護士の谷田哲哉弁護士が参加。調査チーム責任者は山田氏が務める。

　「セクシー田中さん」は木南晴夏主演で昨年放送。今年１月２６日に、原作者の芦原さんがＸで、ドラマの脚本について苦心していたことや、９、１０話で自ら脚本を手がけた理由などを公表。その後、この投稿は削除されるも、芦原さんが行方不明となり、１月２９日に栃木県内で発見され、亡くなったことが明らかになった。

　日テレは１５日に公式サイトで社内特別調査チームを設置することを発表していた。