高嶋ちさ子 ダウン症の姉いじめた子に仕返し「放送できるか分かんないですけど」と話す
ヴァイオリニストの高嶋ちさ子が25日、TBS系で放送された「日曜日の初耳学」で林修氏とのインタビューに応じ、何度も一緒にテレビ出演し、SNSにもたびだび登場する、ダウン症の姉・未知子さんについて語った。
高嶋は「私が荒っぽい、ケンカっ早いのは、姉がやっぱり、いじめられることがあって。兄(※太郎さん)と一緒に街で仕返しをする、っていうのはあった」と明かし、「今思えば、姉のせいにしてただけで、ただケンカがしたかった、のかもしれない」と豪快に笑った。
姉について、「ダウン症なんですけど、めちゃ強い」とも。小6の頃、姉と電車に乗っていると、子どもたちから「バーカバーカ」などと「すごいいじめられた」という。高嶋は立ち上がり、近くにいた親とおぼしき大人に「このクソガキ、どうにかしろ!」。そして「放送できるか分かんないですけど」と前置きした上で、「手出したんですよ」と明かした。
いじめた子に「仕返し」し、次の駅で「みっちゃん、逃げるぞ!」と電車を降りようと声をかけると、「『私もやりたい』って言ったんですよね」と笑いながら振り返った。
未知子さんは昨年、還暦を迎えた。高嶋はかつて、テレビなどに一緒に出演する理由について、ダウン症の家族を持つ人たちに「こんなに元気に60歳まで生きるんだ(というのを見せたい)」との思いを語っていた。SNSでは、姉とのラインのやりとりを公開し、仲良しぶりも反響を呼んでいる。