玉川徹氏、スタンフォードはなぜ佐々木麟太郎を?「すごいのは分かってるけど」専門家に解説要望

 元テレビ朝日の玉川徹氏が27日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」で、花巻東の佐々木麟太郎選手がスタンフォード大に入学できることに「なんでそんなにすごいのか。すごいのは分かっているけど納得させてほしい」と、なぜ佐々木が選ばれたのかを専門家に呼びかけた。

 この日は佐々木のスタンフォード大進学について特集。米国留学のアスリートを調査している筑波大の松尾博一助教を解説に迎え、佐々木のスタンフォード入学がどれだけすごいことなのかを紹介した。

 佐々木は米国の大学4校から誘いを受け、最終的に佐々木側がスタンフォードを選択。フルスカラシップという超破格待遇で迎えられる。玉川氏は「自分の高校生の時を考えると、運動はできない、イケメンでもない、自分の人生を考えたら勉強するしかないと思って浪人して大学に入った。そういうことを考えると、野球はできるわ、頭はいいわ、スタンフォードからお誘いは受けるって、すごい人生だなって。ぼくが高校生ならすごいうらやましかったと思う」とため息だ。

 これに羽鳥アナは「自分と比較すると、最後まで気持ちが持たないと思う。自分との比較は置いておきましょう」となぐさめた。

 その後も佐々木への好待遇が紹介されると、玉川氏は「なんでそんななんですか?すごいのは分かっているけど、納得させて欲しい」と松尾氏に懇願。松尾氏は、スタンフォードの野球部は全米選手権で過去2回優勝しているが長らく優勝から遠ざかっていることから「間違いなく活躍する選手を連れてくることで、競技的にも全米チャンピオンを目指す、その意気込みがあったのでは」と説明。「大学スポーツは、ものすごくブランディングの上で重要」だともいい、在校生はもちろん、OBやキャンパスのある地元の人にとっても思い入れが強いとも指摘。「みんなで勝った、負けたとあらゆるスポーツでやっている。スポーツは重要な文化」とも解説していた。

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