仲本工事さんの妻・三代純歌 週刊誌を提訴 加藤茶から叱責や生命保険加入報道に反論「許せない」
2022年に事故死したザ・ドリフターズの仲本工事さんの妻で歌手の三代純歌(55)が27日、報道で名誉を傷つけられたとして「週刊新潮」「女性自身」「週刊女性」を発行する新潮社、光文社、主婦と生活社に対して損害賠償を求めて提訴した。三代は同日、東京の司法記者クラブで会見。虚偽の報道がされたと主張し「許せない」と語った。
三代側は、事故後に仲本さんの病室前でドリフターズ・加藤茶(80)から「こんなことになったのは、あんたのせい」などと大声で責(しっせき)された旨の記事や、仲本さんを高額の生命保険に加入させようとした記事など、合計8つの記事内容を事実無根と主張。新潮社に2200万円、光文社に4400万円、主婦と生活社に1650万円の賠償を求めた。
代理人を務める喜田村洋一弁護士は、当該記事以外でも細かな名誉毀損などがあるとした上で「仲本さんと三代さんが、仲むつまじい夫婦として暮らしていた生活を傷つけた」とした。
三代は「本当に許せない」とした上で「提訴できるところまでたどり着くとは思っていなかった。本当に今、うれしく思う」と語った。