あと5年で還暦の“荻野目ちゃん”健在 40周年記念ライブで「ダンシング・ヒーロー」以来のダンスチューン
歌手の荻野目洋子(55)が27日、東京・LINE CUBE SHIBUYAで、デビュー40周年記念コンサートを開催。「ダンシング・ヒーロー」以来のダンスチューンで、今春配信予定の新曲「Let’s shake」を発表した。
新曲は所ジョージが作詞作曲、木梨憲武がプロデュースを務めた。昨年、木梨のラジオに荻野目がゲストで呼ばれたことがきっかけで、楽曲制作がスタート。「ダンシング・ヒーロー」でおなじみの振付師・三浦亨氏が振付を担当した。
90年代をほうふつさせるイケイケなダンスチューンで、カントリーダンスから発想を得たステップで魅せる“ネオ・カントリーステップダンス”を取り入れた。昔から伝わるステップとダンスミュージックという“ミスマッチ感”が印象的だ。
4月から突入するデビュー40周年の幕開けを告げる記念ライブで、全27曲で構成されるステージの終盤で新曲を初披露。年を重ねても衰えないキレキレのダンスと歌声で魅了し、観客1900人にイケイケな“荻野目ちゃん”を見せつけた。
歌手生活40年を迎える荻野目は「無」と心境を表現し、4月からの40周年ライブツアーに向けて「無心になってライブを作っている」と理由を説明。これまでの一番の思い出として「80年代のデビューで、日本全体も芸能界もエネルギッシュな時代。切磋琢磨しながら成長していこうという一言では語りきれない思い出がたくさんある」と、デビュー当時を挙げた。
あと5年で還暦。ダンスをいつまでも踊るためにアクティブに運動することを意識。今年のテーマを「年齢は気にせずに地に足着けて。今だから伸びしろがあると感じているので、精いっぱい伸びていきたい」と掲げ、さらなる成長を誓った。