笑福亭鶴瓶&原田知世 感動実話の夫婦役 映画「35年目のラブレター」来年3月公開

 落語家の笑福亭鶴瓶(72)が映画「35年目のラブレター」(2025年3月7日公開)に主演し、初共演の原田知世(56)と夫婦役を演じることが29日、分かった。

 戦時中に生まれ、読み書きのできない夫・西畑保さんが、最愛の妻・皎子さんにラブレターを書くため夜間中学に通い始めたという実話を映画化。2003年に朝日新聞で紹介され、創作落語になるなど注目を集めた感動エピソードを、映画「今日も嫌がらせ弁当」などでヒューマンドラマに定評のある塚本連平監督が描く。

 夫婦役の2人は、互いのキャスティングが出演の決め手になったという。鶴瓶が「原田さんが妻役だと聞いて『ぜひ!』とお伝えしました。原田さんには僕が旦那で気の毒ですけど…」と振り返れば、原田も「鶴瓶さんと夫婦役をやらせていただくこんなチャンスはないと思い、参加させてもらうことを決めました」と相思相愛の関係だ。

 現在、撮影の真っただ中。日常の中に温かみをにじませるシーンが多いだけに、原田は「鶴瓶さんと一緒に夫婦の空気感やテンポを大切にしています」と証言する。鶴瓶が「全然喋(しゃべ)らなくてもいいなって思える空気で、完全に夫婦になってます」と自信を見せるように、新鮮な顔合わせの自然体な夫婦像が話題となりそうだ。

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