武田真治 筋トレしすぎ?で役柄変更の過去も 再演オファーに歓喜「亜門さんに認められた」
俳優の武田真治が1日、大阪市内で出演するミュージカル「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」(4月27~29日・梅田芸術劇場メインホール)の取材会に登場した。
宮本亞門氏による演出では2007年が初演だった同作。初演から出演し続けている武田は、8年ぶり5度目の再演を前に、「演劇ってキャストが一新されて、作品が生きてくる部分もあると思う。今回、残留という形でオファーを頂けたことで、亞門さんに実は認められていたんだって気持ちになれました」と、喜びを語った。
武田が演じるのは純真で「すれ違う全ての人におびえるような」青年・トバイアス。初演時には難解な役に大苦戦し、宮本氏から右足に包帯を巻かれ、足を引きずる設定に。「まさに足かせを作ってくれた」状態で乗り切った。
その設定は2度目の再演でいったん白紙となったが、3度目の再演から宮本氏の意向で復活。「筋トレにはまって、どんどん健康になっちゃった」時期と重なるという。設定は今回も同様だといい、筋肉キャラとはかけ離れた役柄だけに「やっぱり足かせは必要だなって」と、苦笑いだった。