文芸春秋総局長、松本人志報道への批判に正当性主張「強者に一太刀浴びせるのは大事なこと」

 文芸春秋の新谷学総局長が、7日に公開されたYouTubeチャンネル「ReHacQ-リハック-」の動画企画「あつまれ!経済の森」に出演。ダウンタウン・松本人志の女性問題に関する「週刊文春」の報道で松本側から損害賠償を求めて提訴されている件に触れ、「何が問題だったんだろう?と思うところは正直、ある」と話した。

 新谷氏は松本問題の報道について、松本は“強者”の側にいる存在だとした上で、「そういう人たちに対して一太刀浴びせること自体は大事なことなので、松本さんの報道に関して、何が俺たち問題だったんだろう?というところは正直ある」と、報道の正当性を強調した。

 さらに「今回で言えば、松本人志さんってもう、カリスマ的な存在だし、熱狂的なファンの方ってたくさんいるじゃないですか。ファンの方から見ると、もう最初から『文春デタラメ』。松本さんの側に立って見てしまうので」と指摘。「要は、アメリカのトランプ支持者と同じですよね。トランプが『フェイクニュースだ』って言えば、信者みたいな支持者の方はみんな『フェイクニュースだ』ってなってしまうような危うさってすごくあるなと思ってて。安倍晋三さんも。熱烈に信じている方々、支持してる方々からすると安倍さんに対する批判的なニュースは、あの森友事件だって、あれはデタラメだ、捏造だとかっていう風になりかねない」と疑念を呈した。

 また、自らの編集方針を「かなり現場に言ってるのは、俺たちの仕事って裸の王さまに向かって『王さまは裸だ』って最初に声を上げる勇気持つことだよねっていうこと」と説明。「ただ一方で、書くことへの恐れというのもちゃんと自覚しようと。もういまだかつてないぐらいに、週刊文春のペンの力が強くなってしまっている」とも語った。

 その上で「ただ多分、軸足を強者に置くというような考え方は基本的には全然ないですね」と明言。その上で「例えば、松本人志さんのファンの心を逆なでするような記事とか、他にもいろいろありますよね。『こんな記事読みたくなかった』という人たちに忖度をして、人気がある人とかカリスマ的な人については、そっとしといた方がいいよねっていうことで、われわれも書くのをやめてしまって、文春的なメディアがない世の中の方が本当にいいんだろうか?っていうのは私はすごく疑問があって」と主張した。

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