漫画家の鳥山明さんが１日に亡くなっていたことが８日、分かった。集英社が発表した。６８歳。急性硬膜下血腫だった。週刊少年ジャンプで「Ｄｒ．スランプ」（１９８０年～）「ＤＲＡＧＯＮ　ＢＡＬＬ」（１９８４年～）などを連載した。

　同誌は、１９９４年には、発行部数６５３万部という漫画誌では日本最高を記録したが、その人気を牽引した。ジャンプで鳥山氏の背中を追った後輩の作家もショックをＸ（旧ツイッター）に吐露した。

　「スラムダンク」の井上雄彦氏は、「なかなか受け止めきれない。鳥山先生、ありがとうございました。」と追悼した。

　「ＯＮＥ　ＰＩＥＣＥ」の尾田栄一郎氏は集英社を通して「あまりに早すぎます。空いた穴があまりに大きすぎます。もう二度と会えないと思うと、悲しみが押し寄せてきます」と早すぎる別れを悔やんだ。

　ジャンプで「Ｄｒ．スランプ」（１９８０年～）と同時期に「ストップ！！ひばりくん！」（１９８１年～）などを連載した漫画家の江口寿史氏（６７）は、「え、かんべんしろよ」「なんで」とつぶやいた。