日テレ記者ドラマ「ズル働き」に反響 時短ママの隠れ残業に後輩女子が 本人良くても後進が困る、世代ギャップも「めちゃわかる」「刺さる」「してた」

 芳根京子
 ファミレスの店員を熱演する江口のりこ(右)=2011年9月撮影
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 日本テレビの特別ドラマ「テレビ報道記者」が5日に放送された。昭和から令和にかけての同局を舞台に、報道をつなぎ、女性が活躍できる場所を切り開いてきた女性報道記者4人を主軸にした物語。

 露骨な男尊女卑の時代にはじまり、女性が花形の警視庁担当キャップを務める時代となり、2003年入社のエース真野二葉記者(江口のりこ)は、育児の壁にぶつかりながら、時短勤務で警視庁キャップの重職に。

 2019年入社の若手の後輩和泉令記者(芳根京子)が、真野に率直な意見を求められ、「警視庁キャップが大事な仕事なのは分かるんですけど、時短ってことになってますよね。でも時短どころか時間外労働めちゃくちゃしてますよね。真野さん世代の人ってそういうの美しいとか思ってるのかもしれないですけど、単なる『ズル働き』ですからね」と指摘した。

 「ズル休みの逆ですよ。本当は休むべき時間にも働いてるんです。そしたら会社はその仕事量を時短でこなせると判断しちゃいますよね。それって私たちも同じことしないと同じ評価をもらえないんです。真野さんが良ければいいって話じゃないんです」と周囲や後進世代に影響が出ると訴えた。

 制度ができても、なかなか実態が追いつかない現状や、世代間の考え方の違いを現した描写にネット上でも話題に。「ズル働き!!めちゃくちゃわかる」「サビ残も死語になったんかなw」「ズル働き…斬新なワードw」「本人はよくっても、って話」「ズル働き…してました。わかる」「ズル働きとかいうパワーワード」「ズル働きって概念いいね」「これほんとよ!」「その考え方も分かる」「ズル働き…刺さる」「凄いな」「回り回って大迷惑」「サービス残業は、ズル働き」「ホントそれ」「そのせいで後任やら周りやらがみんな迷惑」「新しい感覚だった。ズル休みの反対。確かにね」とのコメントが投稿された。

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