TARAKOさん急死、ちびまる子ファミリーも絶句 友蔵役は俳句で悲しみ吐露
フジテレビ系アニメ「ちびまる子ちゃん」のまる子の声などで活躍した声優のTARAKOさんが4日未明に亡くなったことが9日、分かった。63歳。フジテレビが発表した。突然の訃報に、ちびまる子ファミリーも茫然とする心境を明かしている。
お父さん・ヒロシ役の屋良有作は「タラちゃん、突然のお別れに言葉が見つからず、ただ茫然とするばかりです。つい最近まで、毎週収録の度、スタジオでお会いしていたのに」と絶句。
お母さん役の一龍斎貞友も「唯一無二の存在が旅立ってしまいました。いつも誰にも気を配る心遣いの達人だったタラちゃん。この喪失感を埋めるすべを見つけられません」と悲しんだ。
おじいちゃん・友蔵役の島田敏は「胸つまる 『何だい?まる子』 言えなくて 友蔵 タラちゃんに捧ぐ心の俳句」と、役柄同様、俳句で悲しみを表現。おばあちゃん役の佐々木優子は「明るくて、楽しくて、人にも動物にも、命あるすべてに愛をふりそそぐ人でした。でも、こんな急に、突然、婆さんより先に逝ってしまうなんて…そこだけは親不孝者だよ、まる子や…」。
お姉ちゃん役の豊嶋真千子は「『お姉ちゃん』として『まる子』と過ごした時間はまだ思い出にはできそうもありません。『さよなら』の代わりにTARAKOさんの好きだった言葉を。『ありがとう、またね~!』」。たまちゃん役の渡辺菜生子も「共有した大切な時間は、私の中で、今でもきらきら輝いています。心より感謝しています」と天国のTARAKOさんに呼びかけていた。