小泉今日子 音楽をなりわいにする厳しさ実感 映画でライブハウス店長役「夢の墓守の気持ちで」

 舞台あいさつに登壇した(左から)小泉今日子、森山未來、富田健太郎、さとうほなみ、マヒトゥ・ザ・ピーポー監督(撮影・園田高夫)
 客席のファンに手を振る小泉今日子と森山未來(右)=撮影・園田高夫
 新作映画の舞台あいさつに登壇した(左から)小泉今日子、森山未來、富田健太郎、さとうほなみ、マヒトゥ・ザ・ピーポー監督(撮影・園田高夫)
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 女優・小泉今日子が9日、都内で行われた出演映画「i ai(アイアイ)」の公開記念舞台あいさつに、主演の富田健太郎、森山未來、さとうほなみらと出席した。

 コウ(富田)とヒー兄(森山)ら、バンドマンの姿を通し、音楽とともに仲間と過ごした日々を描く。4人組ロックバンド・GEZANでボーカル&ギターを務めるマヒトゥ・ザ・ピーポーの初監督作品となる。

 小泉はライブハウスの店長役で出演。自身は歌手として「あなたに会えてよかった」「優しい雨」「木枯しに抱かれて」など数多くの大ヒット曲を持つが「ライブハウスに夢や憧れを持って集う若者たちはたくさんいると思うんですが、音楽をなりわいとして生きていける人って本当に少ないと思う」と音楽業界の現実にしんみり。「そういう人たちが置いていった夢の墓守をするような気持ちで演じさせていただきました」と振り返った。映画の出来栄えについては「本当に、30年ぐらいの時間の中で1番好きな日本映画になりました」と笑顔を見せていた。

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