森山未來、突きつけた映画出演の条件 生まれ育った地元・兵庫への譲れない思い語る

 作品について熱く語る森山未來(撮影・園田高夫)
 新作映画の舞台あいさつに登壇した(左から)小泉今日子、森山未來、富田健太郎、さとうほなみ、マヒトゥ・ザ・ピーポー監督(撮影・園田高夫)
 舞台あいさつに登壇した(左から)小泉今日子、森山未來、富田健太郎、さとうほなみ、マヒトゥ・ザ・ピーポー監督(撮影・園田高夫)
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 俳優・森山未來が9日、都内で行われた出演映画「i ai(アイアイ)」の公開記念舞台あいさつに、主演の富田健太郎、小泉今日子、さとうほなみらと出席した。

 コウ(富田)とヒー兄(森山)ら、バンドマンの姿を通し、音楽とともに仲間と過ごした日々を描く。4人組ロックバンド・GEZANでボーカル&ギターを務めるマヒトゥ・ザ・ピーポーの初監督作品。

 森山は「僕、地元が神戸なんですけど。これは神戸あるいは明石の物語ということで、海と空の話でもある。そこをチートして違う海で撮るっていうのは、ちょっと僕にはなかった」と思いを告白。「日本海、太平洋、瀬戸内海、いろいろありますけど。瀬戸内海が持つ色味やかすみは、太平洋にもないし、日本海にもない」と話し「境界線の淡さみたいなものを感じやすい瀬戸内海でやるのは大事なんじゃないかって。それをやれないならやらないって言いました」と地元への思いとこだわりを明かしていた。

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