俳優の石田純一が８日、ＴＢＳ系「中居正広の金スマ」に出演。芸能界の仕事が激減した今の、驚きの現状を報告した。

　この日のゲストの石田は、コロナ禍の緊急事態宣言下での外出、飲食が報じられ仕事が激減。ＣＭも８、９社から１社のみとなり、メディア出演もほぼなくなってしまった。自宅も売却し、背水の陣で今、挑んでいるのが焼き肉店だ。

　コロナになり「メチャメチャ苦しかったけど、座して死ぬより打って出よう」と、昨年５月に千葉・船橋に開業。ほぼ毎日、開店から閉店まで店に立ち、接客をしている。その原動力はやはり家族。子どものためなら「命も差し出せる」というほどで、そんな子供達が物心つくまでは金銭的な苦労はさせたくないと、必死に働いているという。

　通勤は電車で、取材の日も「終電なんで」と電車で帰宅していった。

　トレンディ俳優として一世を風びした石田が、今は焼き肉店で、接客を行う日々だが「楽しい。例えば、一般の人と会うときってあんまりなかった。実際に最初は接客が照れくさかった。でも凄い喜んでくれるんで、幸せだなって」と笑顔を浮かべていた。