山寺宏一ら声優仲間がTARAKOさん追悼 「TARAちゃんが天国に旅立ってしまった。信じられない」
アニメ「ちびまる子ちゃん」の主人公・まる子役で知られる、声優のTARAKO(たらこ)さんが4日未明、亡くなったことが9日、分かった。63歳。群馬県出身。所属事務所などによると今年に入って闘病しながら仕事をしていたが、容体が急変したという。葬儀は近親者で行われ、後日、お別れの会を検討している。8日には漫画家・鳥山明さんの逝去が明らかになったばかり。日本アニメ界に再び悲しみが広がった。
TARAKOさんと親交のあった声優たちがそれぞれのX(旧ツイッター)などで故人への思いを吐露した。アニメ声優やナレーションのほか、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にも出演した山寺宏一(62)は「TARAちゃんが天国に旅立ってしまった 信じられない。声優としてはもちろん、舞台の脚本家・演出家としても素晴らしい才能の持ち主でした」と故人をしのんだ。
アニメ「NARUTO」のはたけカカシ役などで知られる声優の井上和彦(69)は「鳥山明さんに続いてTARAKOちゃんまで・・・。辛すぎる。心よりご冥福をお祈りします」と追悼。アニメ「ポケットモンスター」でサトシ役を務めた松本梨香(55)は「タラちゃんの訃報 血が逆流した。あまりの衝撃に息ができない 嘘でしょ。」と混乱の胸の内を明かした。
◇B.B.クィーンズ・坪倉唯子(「ちびまる子ちゃん」の初代エンディングテーマ「おどるポンポコリン」を歌唱)「TARAKOさん、信じたくないよお… ちゃんとご挨拶出来たのはさくらももこ先生のご葬儀の時でした 心よりご冥福をお祈りいたします」(Xより)