ナイツ塙 「M-1グランプリ」での審査員の恐怖吐露「何やってんのかわかんなくて」 賞レースで「ウケてるから点数高くした」過去も
お笑いコンビ・ナイツの塙宣之が10日放送のフジテレビ系「ボクらの時代」に出演。審査員を務めることの恐怖を明かした。
お笑いコンビ・錦鯉の渡辺隆、お笑いコンビ・モグライダーの芝大輔とトークを展開。「M-1グランプリ」を務めている塙が、渡辺から「審査って一番大変なところってどこですか?」と尋ねられると、「ネタを作ってるから。だから言語化ができると思ってるの」と切り出した。
「グルメリポートで一番難しいのって、料理作ったことないから、何が入ってるかは分からないから。おいしいしかないんだけど…」と食レポに例えると、「漫才は相当作ってきたから、いろんなパターンを。“こういうことを言いたいんだろうな”っていうのは、まだ分かるつもりでいるから。できないことはないんだけど」と漫才の“調理法”は知っていると前置きした。
そのうえで、審査することの恐怖も吐露。「耳が変わってきてるから。結局、若いテンポでやられても、何やってたんだろうって。多分、巨人師匠もそうなってきたと思う。だから、その怖さだけはある」と、21年を最後にM-1の審査員を卒業したオール阪神・巨人のオール巨人の名前を出して明かした。
5年ほど前にお笑い賞レース「歌ネタ王決定戦」で審査員を務めていたと明かした塙は「芸人がものすごく早く歌を歌って、大爆笑なんだけど…。何、歌ってるのかわかんなくて。ひと言もわかんなくて。何やってるのかわかんなくて。とりあえずウケてるから点数高くして」とぶっちゃけた。
芝が「いいの?言っちゃって、大丈夫?」と心配したが、「全然わかんないの。何やってんのかわかんなくて。耳がついていかなくって」と本音をぶちまけていた。