古市憲寿氏「日本の漫画の歴史変えた」と急逝の鳥山明さん追悼 漫画を「日本のステキなカルチャーにした功績めちゃくちゃ大きい」

 社会学者の古市憲寿氏が10日、日本テレビ系「真相報道バンキシャ!」に出演。1日に68歳で亡くなった漫画家の鳥山明さんを追悼した。

 番組冒頭で1日に急性硬膜下血腫のため死去した鳥山さんの訃報について取り上げた。古市氏は「日本の漫画の歴史をある意味変えたといっってもいいんですね」と話し始めた。続けて「『Dr.スランプ』が始まる前の少年ジャンプって、劇画が多かった時代なんです。手塚治虫先生のちょっとアンチというか、そういう劇画が多かった時代に、鳥山さんがすごいポップですごい可愛らしくて、ああいう絵の作品を始めたんですね。漫画のイメージを変わったっていうか」と鳥山さんが漫画の新たな扉を開いたと説明。「それまで漫画はオタクが読むようなものみたいなイメージがあったんですけど、今我々が漫画のこと、誰も恥ずかしくない、誰もが日本のステキなカルチャーだと思えるのは、鳥山先生の功績ってめちゃくちゃ大きいと思うんですね」と分析した。

 現在も漫画の原作などに携わっていたことから、「その作品が読めなくなるのは、すごい残念だと思うんですけど。残した作品はたくさん有るので、これからも読み継いでいきたいと思います」と悼んでいた。

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