「君たちはどう生きるか」アカデミー賞長編アニメーション映画部門賞獲得「千と千尋」以来2度目の快挙

 映画「君たちはどう生きるか」より(ⓒ2023 Studio Ghibli)
 宮崎駿監督作「君たちはどう生きるか」の長編アニメーション賞受賞を発表する俳優のアニャ・テイラージョイさん(右)=ロイター=共同
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 映画界最大の祭典「第96回アカデミー賞」が10日(日本時間11日)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催。宮﨑駿監督の「君たちはどう生きるか」が長編アニメーション映画部門賞を受賞した。

 同作は宮﨑監督10年ぶりの最新作。宮﨑監督作品としてはアカデミー賞の長編アニメーション映画部門賞のノミネートは2014年米公開の「風立ちぬ」に続く4度目。受賞は02年に「千と千尋の神隠し」が日本作品として初受賞して以来、2度目の快挙となった。

 現在まで同作の公開国は約50カ国にわたり、23年12月8日、北米公開時は2205カ所の映画館で上映。また、今年2月29日時点での北米累計興収は4598万9631ドル(約68億円)にものぼっている。

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