「ひるおび」田崎史郎氏、自民議員の“不適切懇親会”「おろかだなあ」 伊藤惇夫氏、釈明会見に「「言い訳でドツボに」

 11日に放送されたTBS系「ひるおび!」では、自民党・青年局長らによる“不適切な懇親会”について特集した。

 自民党の若手議員が昨年11月に和歌山県で行った懇親会で、露出の多い衣装を着た複数の女性ダンサーが登場し、参加者が口移しでチップを渡す場面もあったことを伝えた。

 また、会合を主催した自民党和歌山県連の川畑哲哉青年局長はVTRで「多様性というテーマにかなうかどうか、それから和歌山とのゆかりであるかとか。それから問題提起として、インパクトがあるかとか、いろんな面から検討してですね、くだんのダンサーをお招きしました」と理由を説明。ダンサーについて「我々はモダンダンスとかゴーゴーダンスとかというふうに認識をしております」とし、「ダンサーは本当にプロ意識を持たれてしっかりとパフォーマンスされたという風に考えています。ただ私の想定よりも高揚感が出てしまって。もっと慎重に想定して選んでいればよかったかなと思うんですが」などと釈明した。

 政治ジャーナリストの田崎史郎氏は懇親会に意義について「会議が終わってホッとして、自由に歓談できる場なんですね。会議が終わった後に、懇親会を開くのは通常のパターンなんです」と説明。「懇親会に余興をやったりしないっていうのが多いですけどね」と付け加えると、「まじめに説明すればするほど、おろかだなあ。何やってんの、この人達は…ということですよね」とあきれたように話した。

 また、政治アナリストの伊藤惇夫氏は「聞いてて思ったのが、プロの国際的なダンサーがゴーゴーダンスを踊るかなあって思ったんですけど。ゴーゴーダンスって、プロが踊るダンスじゃないんですけどね」と皮肉ると、「言い訳でどんどんドツボにハマッていく。そういう最悪のパターンですね」と拙い釈明会見に首をひねった。

 このニュースを特集して最中に、会を主催した川畑氏が自民党を離党したという速報を報じた。

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