林家小染さん死去 61歳 2月末まで高座に
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落語家の五代目林家小染さん(はやしや・こそめ、本名・上村政二、かみむら・せいじ)が9日に持病の悪化により大阪市内で死去した。61歳。吉本興業が公表した。
大阪市出身。1982年に四代目林家小染に入門。92年に「第7回NHK新人演芸大賞」、93年に「国立演芸場花形演芸大賞」金賞、94年に「第14回咲くやこの花賞」大衆芸能部門を受賞した。
96年に五代目林家小染を襲名。古い大阪弁を駆使した先代譲りの柔らかい語り口で「くっしゃみ講釈」「尻餅」「試し酒」「酔い亭主」を十八番としていた。
最近は体調を崩し、闘病しながら高座にあがり、2月28日の京都での公演が最後の高座となった。
長男は弟子の林家染八。