さらば森田哲矢「今やから言うけど」KOC突破へしたたかすぎる戦略 千鳥大悟「不正」ノブ「そこまで頭回してたか」
お笑いコンビ、さらば青春の光の森田哲矢が8日、フジテレビ「酒のツマミになる話」に出演。コント日本一決定戦「キングオブコント(KOC)」出演時のしたたかすぎる戦略を告白した。
森田は「人生で一番勉強したとき」というトークテーマに「賞レース」と答えた。さらばは、KOCに6回決勝進出。2013年に相方・東ブクロの女性トラブルをきっかけに松竹芸能を退社したあとも5回決勝に出る、驚異の実力者ぶりを見せた。
大手事務所をやめたために「生命線は賞レースしかなかった。通るためには、どんな手段でも取らなくてはいけなかった」と回顧した森田。準決勝は当時、1日目の夜公演と2日目の昼公演どちらかでネタを1本披露し、その結果で決勝進出する10組が決まっていたという。
「例年見ていると、圧倒的に1日目の夜公演の方がお客さんがあったかいんですよ。やっぱり脳が起きてるというか。2日目は12時開演で、まだ脳が寝ているんですよね。だから何としても俺たちは、1日目にエントリーしなくちゃいけないと。でもこれはKOC側からランダムで言われるんで」
ここまで話した森田は「本当に今やから言いますけど」という戦略を吐露する。「もう、2日目は仕事入っているふりをして、『スケジュール埋まってるんで、すいません…』と」と、主催者側にウソをついて、1日目にネタができるように掛け合ったという。
この事実を耳にしたMCの千鳥・大悟は「では、不正ということですね」と断言。森田は「青春と言ってください」と返した。ノブは「そこまで頭を回してたんだ」と感心した。結局、優勝こそつかめなかったが、2017年3位、2018年4位と、しっかり爪痕を残し、売れっ子芸人への道を突っ走ることになる。