急逝の鳥山明氏が原案「ドラゴンボールDAIMA」フジ系で今秋放送決定 野沢雅子が会見「オッス、オラ悟空!」
フジテレビは11日、都内の同局で「フジテレビ アニメラインナップ発表会2024」を開催。1日に逝去した漫画家・鳥山明さんが原作の人気アニメ「ドラゴンボール」の6年ぶりの新作「ドラゴンボールDAIMA」を今秋より同局で放送することを発表した。原作40周年にあたる今年、鳥山さんの“遺作”が日曜アニメ枠で放たれる。
悟空役の声優・野沢雅子(87)は作品名が書かれた“一張羅”で会見に登場。元気に「オッス、オラ悟空!」とあいさつし、悟空の必殺技「かめはめ波」を放った。声が当てられていない新作映像が公開され、「映像が映ったじゃないですか。危ないと思って。直ぐに(声を)当てようと思っちゃうんです。スタジオじゃない」と笑った。
今秋への放送へ向け、「ドラゴンボールは先が分からないじゃないですか。次の日はどうなるのかなとワクワクできる作品」と作品の魅力を紹介しつつ「皆さんと話していると先を知っているから言いそうになって、無口な野沢でいようと思って。次はどうなるのかなって期待しながら見てほしい」とアピールした。
今作は鳥山さんが原案やキャラクターデザインを務めた。長年、鳥山さんとタッグを組んできたカプセルコーポレーション・トーキョーの伊能昭夫氏は「鳥山先生の関与が高い作品になっています。先生に時間をかけて作ってもらった。アクションも盛りだくさんで、ドラゴンボールの面白さが詰まっている。鳥山先生が作られた作品世界を作って行くのが我々の使命。最高の作品を作りたい」と息巻いた。