円広志 わずか5分で作った「夢想花」の驚き年間印税告白 デビュー45年「計算したらナンボになる?」
歌手の円広志が6日に放送されたMBS「あれみた?」に出演。大ヒット曲「夢想花」の驚きの印税を明かした。この放送はMBS公式YouTubeで11日に配信されている。
この日は藤崎マーケットが円にインタビュー。円といえば、78年に発売された「夢想花」が大ヒット。「飛んで」「回って」を繰り返す印象的な歌詞もあり、それ以降も数多くの場面でこの曲が使われている。
だが若者の中には円が夢想花を作った人物と認識している人も少ないのではないかと指摘され、円は思わず「飛んで、飛んで、今年もCMになるけど、印税年間1000万円になるのよ?」と言いだし、藤崎マーケットは「さらっと言いおった」と騒然。
円は「デビューして45年やけど、計算したらナンボになる?ウン億5000万円ぐらいにはなる」ともコメント。「パチンコ屋さんで使いたいという話もある。そしたらン百万の世界」とも言い、ますます藤崎マーケットを驚かせた。
この「夢想花」は、実は歌手を辞めようと決意した瞬間にできたといい、「辞めようと決めたら涙がバーッと出てきて。それでギターかき鳴らしてできた。5分でできた」とわずか5分で完成したという。
できた瞬間、円は「お金になるかもしれないって、初めて思った」といい、たくさんの人に知ってもらいたいと「それで手っ取り早く歌謡祭に出ようと思って」と当時、ヤマハが主催していた「世界歌謡祭」に応募し、見事グランプリを獲得。すぐに大阪から東京に家を移し、妻も呼び寄せ。「一番最初の印税が600万円」だったといい、藤崎マーケットも「当時の600万円ですもんね」と驚きの声を上げていた。
だがその後、ヒット曲には恵まれず。「宝くじに当たったようなもんや。ラッキーだったからこそ、次の曲ができない」と振り返り「3曲目が『LOVE SONG』いう歌。これが俺の歌手生命を絶った曲」と言って笑わせていた。