“4人の千尋”が宮﨑駿監督を祝福「君たちはどう生きるか」アカデミー賞受賞 舞台初日に吉報
宮﨑駿監督の映画「君たちはどう生きるか」が米アカデミー賞長編アニメーション映画賞を受賞したことを受けて、同監督のアニメ映画が原作の舞台「千と千尋の神隠し」で主人公・千尋を演じる橋本環奈(25)、上白石萌音(26)、川栄李奈(29)、福地桃子(26)が12日、祝福のメッセージを送った。舞台は11日に東京・帝国劇場で開幕した。
4人の千尋は「おめでとうございます!」と声をそろえた。宮﨑監督は「千と千尋-」以来、21年ぶり2度目のオスカーを獲得。上白石は「本当におめでとうございます。いつも心血を注いで作られる作品を、私もすごく楽しみにさせていただいております」とファンとして語り、「千尋ができて今幸せです」と喜びをかみしめた。
舞台初日に米国から届いた吉報。今回からカンパニーに加わった川栄は「宮﨑監督が作り出した作品を私たちチーム一丸となって、お届けしたいと思っています」、福地は「このエネルギーを私たちの舞台でも伝染させて、つないでいけるように精いっぱい頑張ります」と監督がつかんだ“栄冠”を糧に、舞台をもり立てることを誓った。
公演は帝国劇場を経て、4~8月に英ロンドン公演へ向かう。橋本は「新たにこうして千尋のメンバーが増えて、安心しかありません」とカンパニーの居心地を語り、「日本とロンドンでお届けしたいと思います。応援して頂けたらうれしいです」とコメントした。