お笑い芸人のやす子が、１４日放送の日本テレビ系バラエティー番組「ぐるぐるナインティナイン」の２時間スペシャルに出演。自衛隊時代の上官だった濱根亜香利さんと６年ぶりに再会した。

　この日は「ゴチになります」コーナーが「卒業で別れちゃったアノ人と再会スペシャル」と銘打たれて放送。レギュラーを務めるやす子は、１８歳で自衛隊に入隊した当時の恩人である濱根さんを指名し「入隊して一番最初に接した自衛官であり、自分に０から自衛隊のことを教えてくださった班長なんですけど、自分が落ち込んでるときに励ましていただいたりとか、親のように大好きだった。会ってお礼を言いたいし、抱きしめたい」と明かした。

　濱根さんがスタジオに登場すると、やす子は「え～！うわ～！おはようございます！お久しぶりです！」と大興奮。現在も東京・市ケ谷駐屯地で勤務しているという濱根さんの隣に並び、「うわ～！！うわ～！！おはようございます！！」とテンションが上がりっぱなしだった。

　濱根さんは入隊当時のやす子について「愛嬌があって元気で、かわいい教え子だなって思って」と回顧。芸人に転向した姿に「驚きでした。芸人には行かないと思ってました」と話した。

　やす子が現在も持ちネタにしているほふく前進をたたきこんだという濱根さん。現在のやす子のほふく前進については「ちょっと重たいなって」とダメ出しした。番組内で久々の訓練をつける際には、やす子の肩をたたいて「できるな！」と一言。「はい～」と答えて前進を始めるやす子に「跳ぶな！跳ぶな！」「目標見て！」「まっすぐ進め！」「スピード重視！」などとゲキを飛ばしまくる“鬼教官”ぶりを見せた。

　現役さながらの厳しい訓練に、やす子は「思ってた再会と違う～」とぼやきまくり。終了後に思わず「疲れた～」とこぼすと、濱根さんから「こんなんでハアハアしてたらあかんぞ！」とまたゲキが。やす子は「本当にこれ、６年ぶりの再会なのかな」としながら、最後は笑顔で「ありがとうございます！」と熱く抱擁した。