タレントの王林（２５）が１４日、都内で、世界五大コレクションの一つに数えられ、「東京コレクション」と称される「楽天ファッション・ウィーク東京」にモデルとして初出演した。ウィメンズ高級制服ブランド「Ｑｕｅｅｎ＆Ｊａｃｋ」の２０２４年秋冬コレクションショーに登場し、世界で活躍するモデル１７人を率いてランウェイをかっ歩した。

　人垣ができるほど立ち見が出た注目のショーのトップを飾った王林は、ブランドを象徴するモードな制服ルックで登場。二体目は焼きりんごからインスピレーションを受けた、肩の大きなリボンと白のフリルが印象的な一着。国内外のファッショニスタからの熱い視線にも屈せず、堂々のウオーキングで魅せた。

　ランウェイを終えた王林は「緊張はあまりしなかった。私自身がりんごなんだと思って歩きました」と笑顔を見せ、「王林が着ることに意味があるということでうれしかった。王林は緑のりんごなので、赤のりんごを着る機会がなかったけど、着させて頂いて光栄でした」と機会に感謝した。

　パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨークに並ぶコレクションをこなし、今後のモデル業へ「ファッションも好きで、身長も１７０センチ。モデルのお仕事は徐々に幅広げていきたい」と活動意欲が湧いたという。一方で「コレクションはどちらかと言ったら、見に行きたいなと思いました。なかなかない経験をさせてもらった」と“世界”に恐縮しきりだった。