若村麻由美 “息子”岡本圭人を溺愛「無条件に愛している」圭人も「若村さんは演劇界の母」

 女優の若村麻由美(57)が15日、西宮市内で出演する舞台「La Mére 母」(5月10、11日・兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール)、「Le fils 息子」(5月11、12日・同所)の兵庫公演へ向けた取材会に、共演する岡本圭人(30)とともに出席。息子役の岡本への溺愛ぶりを見せた。

 家族や親子のあり方、苦悩と孤独をフランス劇作家・フロリアン・ゼレールが描く話題作。「-母」は日本初演で、若村は「新たな自分を生きていく、ということを感じさせてくれる作品」と、意気込みを語った。

 若村は2021年に岡本が「-息子」で舞台俳優としてのデビューした際にも共演。再演で再び目の当たりにした岡本を、「初演の時とは全く違う、岡本圭人さんがどれだけ豊かになったか、が、わかると思う」と称賛した。

 あるインタビューでは、共演する岡本の父・岡本健一(54)が、息子を役者として認める趣旨の発言をしたことに「本当に感動して」涙を流すなど、思い入れもたっぷり。岡本の「若村さんは自分にとって“演劇界の母”。ここまで成長できたのは若村さんのおかげ」という言葉に照れ笑いを浮かべた。

 演劇関係者から岡本の成長報告を受けることも多いといい、周囲も“親子”として認識している様子。「たぶん、私が無条件に、岡本圭人という役者を愛しているから、皆さんがそう感じるんでしょう」と、笑いながら、会見後も自然と手をつなぎ、仲むつまじく退場していった。

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