しずる単独ライブ23日に開催 村上「テレビよりも濃いものを」 KAZMA「ここに一極集中」
お笑いコンビ・しずるの村上純(43)とKAZMA(40=旧芸名・池田一真)が単独ライブ「不自然な藍色」(23日)を開催する。まだ3月ではあるが「しずる2人だけでやる。今年最大のイベント」と宣言。完全新作のコントを届ける思いを語った。
しずるは、これまでそれぞれ作・演出を手がける単独ライブを毎年2回行ってきた。今年は参加している演劇チーム「メトロンズ」の公演に集中するため1回のみ。作・演出を担う村上は内容について「より自分勝手にきれいごとなくできている」と言い切り、「『この方がお客さんが喜んでくれるな』というのをいい意味で無視しようかな」と期待も膨らませた。
KAZMAは「僕が(単独ライブ以外で)今年しずるのために動くことはありません。ここに一極集中」と全力で臨む。「誰にも影響されない、誰にも憧れない、唯一無二のオリジナルの芸人」と自認するが、今回のライブは村上プロデュースということで「吉本きっての暴れ馬(の自分)が本当にこの日だけ手なずけられているのが見どころ」と挙げた。
完全新作8本を90分以内で披露。「人間の集中が切れると言われている90分以内に終わることだけは保証します。無駄な演出とかなくてストレスフリー。テレビよりも濃いものを見せられる自信もある」(村上)と芸歴20年の舞台に決意をにじませた。