元ＡＫＢ４８で女優の篠田麻里子が１６日、都内で行われた、伊藤淳史が主演を務めるテレビ朝日ドラマ「離婚しない男－サレ夫と悪嫁の騙し愛－」の「最終回直前！！特別上映会及びＮＧ無し囲み取材会」に、３月で放送作家と脚本家からの引退を表明している鈴木おさむ氏らと出席した。

　伊藤演じる夫が、妻（篠田）の不倫に気付かぬふりをしながら証拠を集め、親権獲得を目指すブラックコメディー。

　篠田の出演は初回放送時に明かされ、不倫相手役の小池徹平との大胆すぎるラブシーンが初回から話題になった。篠田は「すごく反響もあった」といい、「（当初は）不安もあったし、葛藤もあったし『どう思われるんだろう』っていうのもあったけど、役に全力でなりきるのがテーマだと思ってやった」と覚悟を持って撮影に臨んだことを明かした。

　鈴木氏は「この役を篠田さんが受けてくれた決断がこのドラマの成功につながったと思う」と篠田を評価。篠田も振り切って演じられるのは鈴木氏がいたことが「凄く大きい」とし「作品として振り切る方がより面白くなると思うし、『これはチャンスだな』と思った」と出演を決意した理由を語った。

　また、現在３歳の娘をもつ母でもある篠田は「３歳なので多分（ドラマの内容は）分かって無いと思うけど、でもいつか見せたいなと思った」と説明。「自分にとっても“きっかけ”になった作品だし、娘に胸を張って言える作品だと思います」と自信を見せていた。