森七菜 仲野太賀から「殺意を感じていた(笑)と言われた」 人見知りがすぎる
俳優の森七菜(22)が16日、大阪市内で映画「四月になれば彼女は」の公開トークショーに、山田智和監督とともに出席した。
佐藤健演じる主役の藤代俊の初恋相手で、世界中を旅しながら藤代に手紙を送り続ける伊予田春を演じる森。撮影もマイナス20度のアイスランドや、高地ボリビアなどで行われ「世界の果てまで行きました」。特に心に残ったのはボリビアのウユニ塩湖で、「本当に絶景で、人生観が変わったというか、一番天国に近い場所でした」と興奮気味に語った。
森は世界中を回る中で写真撮影に熱中していたといい、「この映画の撮影を機に始めました。趣味がなかったんですけど、やっと見つかりました」と目を輝かせた。山田監督もその腕前を絶賛し、森が撮影した写真も劇中に登場するという。
ファンからの質問で「人見知りの直し方」を問われ、「私も人見知りで、(共演の)仲野太賀さんと最初全くしゃべれなかった。殺意を感じていた(笑)と言われました」と、苦労話を笑顔で振り返った。
幼少期を大阪で過ごしたという森は、イベント前日には鶴橋でキムチを購入したという。「映画が公開されるのは、関西で桜が開花する頃だと思います。いつもは東京にいますけど、大阪の劇場に人が入っているかどうかチェックしておきます」と、今後も“故郷”に心を寄せ続けることを誓った。