Aぇ!group 5・15CDデビュー 地元・大阪でサプライズ発表 新会社デビュー第1号
関西ジュニア内5人グループのAぇ!groupが16日、大阪・京セラドーム大阪で単独公演「Aッ倒的ファン大感謝祭 in 京セラドーム大阪~みんなホンマにありがとう~」を開催。グループ単独で初のドーム公演では、オリジナル曲「Firebird」など全14曲の歌唱や、アンケート企画などでファンを魅了した。さらに5月15日に「《A》BEGINNING」で待望のCDデビューを発表。同曲をひっさげて全国8都市をまわるデビューツアーの開催も決まった。
京セラドームを埋め尽くした5万人と、待ちに待った喜びを共有した。ライブ中のMCパートで正門良規(27)が「せっかくのこれだけの方が見ているので。5人の言葉で報告します」と切り出すと、全員が口をそろえて「CDデビューします!」と絶叫。大歓声と金の紙吹雪が、肩を組む5人に降り注いだ。
5月15日発売のデビュー曲名は「《A》BEGINNING」。同曲をひっさげてのデビューツアーは、北海道・真駒内セキスイハイムアリーナ(5月25、26日)を皮切りに、東京・有明アリーナ(8月16~18日)まで全国8都市を巡る全34公演で約40万人の動員を見込むスケールだ。またファンクラブ&公式X開設も発表された。
やっとたどり着いた。デビューが決まったのは昨夏。リーダーの小島健(24)が「(言いたくて)うずうずしていましたね。デビューまでどうするか、話をずっとしてきた」と発表方法を模索していたが、昨年12月に福本大晴がコンプライアンス違反による契約解除で5人体制となるなど、発表までの道のりは平たんではなかった。それだけに「なにわ男子」、「WEST.」、「SUPER EIGHT」といった、関西の先輩グループからの祝福VTRがサプライズで流れるとメンバーは目頭を熱くした。
末澤誠也(29)が「やっと、デビューすることができました」と涙して「めっちゃ辛かったわ」と隠していた心境を吐露すると、ファンもすすり泣いた。草間リチャード敬太(28)も「事務所入って15年。1度、辞めようとして(SUPER EIGHT)横山君、屋良(朝幸)君、スタッフが止めてくれた。それでグループができて、こんな舞台に立たせてもらった」と感慨深げ。3日前に誕生日を迎えたばかりの佐野晶哉(22)は「22歳になって、京セラに立ってデビュー発表。忘れることのない1週間だった」と話した。
くしくも、4月1日に本格的に始動する新会社「STARTO ENTERTAINMENT」としてのデビュー第1号となる。佐野が「ただただ光栄。先輩たちがブランドを高めていたように、僕らがブランドを高めていきたい」と語れば、正門は「ファンの方々、先輩に恥じない国民的なアイドルになりたい」と気持ちを新たにした。
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小島健「Aぇ!groupが今、5人で京セラ立っているぞ。でもオレらたちだけの力ではできなかった。今までのすべての出来事に感謝してAぇ!groupを作っていきたい。僕達と一緒に最高の景色を見に行きましょう。絶対に連れて行きます」
佐野晶哉「今幸せです。Aぇ!groupが大好きで、Aぇ!groupでいる時の自分が素だと思います。この景色を忘れずにスタートにしたい。息の長いグループになって、白髪になってもこの5人でバンドをやりたいと思います」
正門良規「最高に幸せな報告ができました。いろいろとあるグループやなと実感していますが、僕はそんなところが大好きです。メンバーとなら、ファンの皆さんとならばどこまでもいける。想像のつかないところまで行けて、想像のつかない景色が見られるとワクワクしています」
草間リチャード敬太「やっとこの舞台上で、みんなに向かって自分たちの言葉で伝えられて、本当に心の底からうれしいです。おめでとうに安心しました。グループができて、絆を強めてこんな舞台に立たせてもらって、デビューできて、ツアーもできて…最高やんけ!」
末澤誠也「こうして励ましてくれるみんながいて、いつも笑かしてくれる頼れるメンバーがいて、Aぇ!groupで良かったなと本当に思います。これからもAぇ!groupのライブで、少しでも元気もらって『明日から頑張ろう』と思ってもらえるように、今まで以上に頑張ります」