「光る君へ」もはや首桶必要なし 高御座生首事件をそのまま描写でネット悲鳴「とうとう首桶も使わなくなった」

 17日に放送されたNHK大河ドラマ「光る君へ」では、花山天皇がだまされ出家。その次の天皇の一条天皇が即位。その即位式の高御座での“怪事”がそのまま描かれ、ネットも震えた。

 この日の「光る君へ」では、兼家(段田安則)の策略にはまり、出家させられてしまった花山院(本郷奏多)に代わって、ついに兼家の孫にあたる一条天皇が即位。わずか7歳の天皇であることから、兼家が摂政となる。

 計画通りに事が進み、兼家も満足げ。自分の息子たちをあからさまに出世させ、一条天皇の母で兼家の娘の詮子(吉田羊)も国母に。順風満帆に見えたが、即位式で事件が起こる。悲鳴が聞こえ道長(柄本佑)がかけつけると、天皇が使用する高御座に人間の子の生首が置かれていたのだ…。

 同じ時刻、花山院は呪詛を唱えている真っ最中だった。

 なによりも穢れを怖れた当時、この生首事件が発覚すれば、即位式は中止せざるを得ないが、道長は「穢れてなぞおらぬ」といって、自分の着物の袖で血の跡を拭い、これを見た家来たちに他言無用を強く伝える。生首は紙に包まれ「川へ流してこい」。そして何もなかったかのように、即位式は執り行われた。

 これまで大河ドラマで首を切るシーンは何度もあり、最近では「首桶」でそれを表現していたが、今回の「光る君へ」では、もはや首桶も登場せず、そのものが描写されたことにネットも騒然。「とうとう首桶やらなにやらも使わなくなったNHK殿」「首桶ではなく首そのものが出てくるの、さすが平安だぜー!ぎえー!」「そういえば首桶に入ってない生首の大河登場は久しぶりかも」「今年の大河は大きな戦争がない時代だから首桶君の出番はなしだと思ってたけど、まさか生首そのものが出てくるとは思わなかったなぁ」など悲鳴が上がっていた。

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