「光る君へ」2週連続濃厚チューもまひろの正妻要求に道長ブチ切れ ネットはわざと怒らせた説も
17日に放送されたNHK大河ドラマ「光る君へ」では、今週もまひろ(吉高由里子)と道長(柄本佑)の熱烈キスシーンを放送。だがその後、ついに道長がまひろにブチ切れてしまう。
前週10日の放送では、久々に会ったまひろと道長が抱き合い、キス。そして道長は「一緒に遠い国へ行こう」とまひろと駆け落ちを提案。だがまひろは「それはできない」と却下。都で出世し、殺されてしまった直秀のような人たちを救う力を持ってほしいと言われ、駆け落ちを断念していた。
そしてこの日の「光る君へ」では、一条天皇が即位し、天皇の祖父にあたる道長の父・兼家(段田安則)が摂政に。ますます道長との身分の差が開いていくまひろだったが、久々に道長に呼び出され、再びの濃厚キス。そして道長は満を持して「妻になってくれ」とプロポーズする。
これにまひろは「それは私を北の方(正妻)にしてくれるってこと?」と聞くも道長は無言。おそるおそる「妾になれってこと?」と聞くと、道長は「そうだ。北の方は無理だ。されど俺の心の中ではお前が一番だ」と抱きしめようとする。
だがこれをまひろは拒否。「心の中で1番でも、いつか北の方が…耐えられない」というと、ついに道長はブチ切れ。「ならばどうしろというのだ!どうすればお前は納得するのだ!言ってみろ!」と怒鳴り「遠くの国に行くのは嫌だ、えらくなって世を変えろ、でも北の方でなければ嫌だ、勝手な事ばかり言うな!」と言って部屋を出て行ってしまう。
これにまひろもネットも呆然。「北の方でなくては嫌。少女のような我儘が道長を苦しめる」「道長とまひろ、両思いだからこその辛さがある…」の声や、このまひろ態度は「『北の方』発言は、まひろが無理と知りつつ、道長から諦めさせるために、同時に自分が惨めにならないよう考え抜かれた言葉。我儘ではない」と考える声、また、この出来事が後の「源氏物語」の紫の上の話に結びつくと予想する声も上がっていた。