舘ひろし 30年ぶりフジ連ドラ 主演・山下智久と初共演で防災担当大臣役 2月には能登半島地震被災地で炊き出し

 ドラマ「ブルーモーメント」に出演する舘ひろし
 「ブルーモーメント」のワンシーン
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 俳優の舘ひろし(73)が、フジテレビ系連続ドラマ「ブルーモーメント」(4月24日スタート。水曜、後10・00)に出演することが20日、分かった。同局の連ドラ出演は月9ドラマ「上を向いて歩こう!」以来30年ぶり。今作ではSDM(特別災害対策本部)設立の第一人者で内閣府・特命担当大臣(防災担当)役に挑む。

 作品は小沢かな氏による人気漫画「BLUE MOMENT」が原作で、気象災害現場の最前線で命がけで救助に立ち向かうSDMの奮闘物語。5月24日公開予定の映画「帰ってきたあぶない刑事」など、多くの注目作に出演している舘だが、フジテレビでの連ドラ出演は実に30年ぶりとなる。「びっくりですね。台本を読んで、すごくドラマチックで面白い内容だったので、ぜひやらせていただきたいと思い、受けさせていただきました」と経緯を明かした。

 舘は今年2月、能登半島地震の被災地で炊き出しを実施。高田雄貴プロデューサーは「献身的な活動をされており、運命的なキャスティングだと感じております」とし、「『あぶない刑事』に衝撃を受けドラマ好きになった私は、舘さんしかいないと、ダメ元でお伺いさせていただき、30年ぶりに弊社の連ドラに戻ってきていただけて本当にうれしい」と喜んだ。

 主演の山下智久(38)とは初共演となる。舘は「すごく目力があって、素晴らしい俳優さんだなと思います。山下君の邪魔にならないように、そして、彼がすごく素敵に見えるようなお手伝いができれば」と話し、傑作を作り上げるための“共闘”へ力を込めた。

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