佐藤健「恋愛をしなくても楽しく生きている人が増えているな」長澤まさみ「踏み込めない人もいるのかな」昨今の恋愛について思い語る
俳優の佐藤健(35)が22日、都内で行われた主演映画「四月になれば彼女は」の初日舞台あいさつに共演の長澤まさみ(36)、森七菜(22)、山田智和監督(36)と出席した。
原作は45万部を突破した川村元気氏による恋愛小説で、佐藤と長澤は初共演で婚約者同士を演じる。映画にちなみ、昨今の恋愛についてどう感じるか問われると、佐藤は「恋愛しなくても楽しいことにあふれている世界になっていっている。昔に比べて、恋愛をしなくても楽しく生きている人が増えているなって印象です」と話し、「そういう人も恋愛に出会ったら悩みもするだろうし楽しくもなったりする。恋に落ちた時のときめきみたいなものはずっと変わらずあり続けると思います」と改めて恋愛の魅力を力説した。
長澤も同じ質問に「楽しむ物が増えて1人で自分のために時間を使うのがはやっている。そうすると出会いがないのかなと思う。人と関わる時間が少ない。そうすると恋愛に踏み込めない人もいるのかなって思います」と指摘。最後に森は「同世代を見ていると、みんなすごい恋愛のハードルが高いんだなと思いますね。アニメとか、きらきらしたドラマをすごい見ているから、それ相応の(恋愛)じゃないとダメってすごい思っている。だからちょっと感じた物とかもまだ恋じゃないってみんな思っている感じがするから、生きづらいって言うか…」とそれぞれが最近の恋愛への思いを述べていた。