お笑いコンビ、ＦＵＪＩＷＡＲＡの藤本敏史が２３日放送のフジテレビ「さんまのお笑い向上委員会」に出演。昨年１０月に、当て逃げ事故を起こし、活動自粛して以来初めて、地上波テレビに復帰した。

　向上長の明石家さんまが、ひな壇に座る藤本を見つけると「目が合ってしもた」とイジり、藤本はテレビ画面に向かって「一度だけ。本当に申し訳ございませんでした」と謝罪した。その後は、陣内智則が「逃げモン」と呼ぶなど、いつもの賑やかなやり取りが行われた。

　陽気な雰囲気をいぶかしそうに見つめたのがマヂカルラブリーの野田クリスタル。腕を組み、「何か、明るいな」と藤本の無反省に見える態度にポツリ。さんまが「頑張って明るくしてんねん」とかばうと「こんなに笑いを取っている姿を見たくはない」と首をひねった。

　藤本が「野田、おれ、１５０連休やってん」と訴えても「１５０連休だった感じじゃない。あったまり過ぎているというか」と納得がいかない様子。吉本の風紀委員は、「こんなに不祥事ばっかり起こして、吉本の芸人。当然のように戻ってくるのを、ここで処理するシステムができるのが、おれ、許せないんですよ」「ここに出てきたら全部、すっきりするみたいなのも鼻につくんですよ」と、明石家再生工場に憤慨した。

　昨年、不倫騒動を起こし、向上委員会で謝罪したジャングルポケット斉藤慎二も気まずそう。野田は「おめえもまだ早いからな」と許していないことを宣言した。