ZEROBASEONE 日本初単独公演に5万人熱狂 美しすぎるビジュ、圧倒的パフォ力、あまりの神々しさ
韓国発のボーイズグループ・ZEROBASEONE(ゼロベースワン)が24日、神奈川県内のKアリーナ横浜で日本初の単独公演を開催した。20日に日本デビュー曲「ゆらゆら-運命の花-」をリリースし、わずか数日でK-POP男性アーティストとしての歴代デビューシングル最高売上枚数の記録を更新したばかりの9人組。23日からの2日間3公演は全席完売で、のべ5万人のZEROSE(ゼロズ、ファンネーム)を大熱狂させた。
待ち焦がれた日本公演に開演前から緊張が走る中、ピンク色のライトが一気に暗転。白いベールから9人が降臨すると、あまりの神々しさに悲鳴にも似た黄色い歓声が響いた。
ゼベワンの愛称で呼ばれる9人は、ガールズグループ・Kep1erを生んだオーディション番組の男性版「BOYS PLANET」で参加者98人の中から誕生。昨年7月に韓国でデビューすると2作連続でダブルミリオンを記録し、あらゆる新人賞を総なめにした。
勢いは日本でも止まらず、20日リリースの「ゆらゆら-」はビルボードジャパンのシングルセールス集計で40万枚を売り上げる大ヒット中。K-POP男性アーティストとしては、19年にSEVENTEENが叩きだした26・1万枚を上回り、歴代デビューシングル最高売上枚数を更新した。
美しすぎるビジュアルに圧倒的なパフォーマンス力を兼ね添えた完全無欠集団はこの日、「ゆらゆら-」や韓国デビューアルバムのリード曲「In Bloom」の日本語版、Official髭男dism「I LOVE...」のカバーなどを披露。計11曲の歌唱でぶち上げた。
グループ名は、ゼロ(ゼロ)から始まり、ワン(1)で誕生する9人の「輝かしい始まり」を意味。黄色い歓声に当てられ、さらに輝きを放った9人はライブを通してZEROSEへの変わらぬ愛を口にした。
ハン・ユジンは「世界で一番大好き、夢の中でまた会おうね」とアピール。ソク・マシューは「これからも一生思い出を作っていけると思います!」と笑顔で語った。
最後にリーダーのソン・ハンビンは「ゆらゆら-」を引き合いに「桜の花がゆれてる季節に皆さんと会えたので、今度は秋の枯れ葉がひらひらしている頃に会いましょうか」とニヤリ。続けて「僕たちは韓国からスタートして、世界中のZEROSEの皆さんに会いに行きたいと思います!」と含みを持たせ、最後まで会場を熱狂させた。